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研究紀要・論文


「矢口 新」選集


第2巻 能力開発のシステム

能力開発のシステム

  • 第1部 教育工学の哲学
  • 第2部 システム開発の技術
  • 第3部 新しい学習システムの探求
  • 第4部 革新的教育の探求
                        
寄 稿矢口新先生の思い出元三菱信託銀行専務取締役 呉守夫
小諸自動車教習所の運転者教育システムと矢口イズム小諸白動車教習所社長 木島公昭
川崎製鉄における教育革新と矢口システム元川崎製鉄能力開発部 小島英徳
矢口新先生・不肖の弟子元旭化成工業(株)教育部長 村井敏夫
セミナーへの参加とKDDの学習プログラム開発の思い出元KDD国際電話交換訓練部 長岡明美
東邦ガスにおける天然ガス転換調整員の養成元東邦ガストレーニングセンター 土屋光夫
解 説能力開発へのシステムアプローチ能力開発工学センター常務理事 安田 浩

<概 要>

本巻は、昭和40年代における矢口教育学の活動モデルを収めたものである。昭和40年代は、第1巻の30年代のプログラム学習方式を土台にしながら、科学技術庁の特別研究促進調整費(約1億円)をてこに、活動の場を(財)日本生産性本部及び(財)能力開発工学センターに移して、産業教育を中心に学校教育・社会教育と幅広い領域で研究開発が展開され、矢口教育学が、行動=形成をめざす能力開発工学の理論と方法を確立した時代である。この時代の活動を総括したのが本巻所載の「能力開発のシステム」(1972年、国土社)である。

この書によって矢口教育学の基本思想と具体的な方法論が、広く産業界の知るところとなり、さまざまな場で実践展開された。この意味で、この書の持つ意味は大きい。この選集全7巻のうち、1冊の著書によって構成されたのが第2巻だけであることを見ても、本巻が矢口教育学に占める意義の大きさを理解していただけることであろう。

本巻巻末には、行動=形成の矢口教育学が、昭和40年代を中心に産業教育界に及ぼしたインパクトの大きさを知っていただくために、当時それぞれの産業の現場で能力開発工学を実践展開された6人の方(小諸自動車教習所・三菱信託銀行KK・川崎製鉄KK・東邦ガスKK・国際電信電話KK・旭化成KK)の寄稿文が載せてある。




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